LanTan LT100BMは、リモートコマンドによるデータの入出力を可能にしたUSBメモリ対応NCデータ転送装置です。
小型、低価格ながらFTPサーバ/ファイル共有機能、バーコード読み取りによるデータ入出力、DI/DO各4点を利用した稼動モニタリング機能(オプション)を装備しています。
リモートコマンドに対応
リモートコマンドを標準でサポートしていますのでLT100BMのデータ入出力の操作を全てNC工作機の操作パネルから行うことができます。ネットワークでLT100BMを接続している場合、パソコン内のデータ入出力もリモートコマンドで可能になります。
※右の図は任意のO番号で作成した入力コマンドを実行して、NC機のメモリに取り込む場合の例です。
■F01 入力(LT100BM→NC)
■F11 サブプロ入力(LT100BM→NC)
■F02 出力(NC→LT100BM)
■F20 オールパンチ(NC→LT100BM)
USBフラッシュメモリに対応
USBフラッシュメモリを差し替えが可能な外部メモリとしてご利用いただけます。工場内にLAN環境が整備されていなくても、フロッピーやMOディスクと同様にUSBメモリをご利用いただくことで、大容量データの入出力も容易に行うことができます。ネットワーク構築のための予算がない場合や、電気的ノイズなど工場内の環境が悪い場合でも、長時間の連続加工運転を低コストで実現し、現有設備の稼動効率を大幅にアップさせます。
FTPサーバ/ファイル共有機能
FTPサーバ機能やファイル共有機能を標準で装備していますので、CAD/CAMシステムなどで作成されたNCプログラムをLAN経由で高速転送し、内部のフラッシュディスクに保存することができます。
バーコードリーダに対応
バーコードリーダを接続可能なPS2ポートと、バーコード認識機能を本体に装備しております。作業指示書などに添付されたバーコードを読み取ることによって、目的のNCデータ入出力を行うことができます。標準機能として、LT100BM内部フォルダに保存されているテキストファイルを編集することで、バーコードとNCデータファイル名を一致させLT100BMをNCデータ出力待機状態にさせる機能を持っています。また、標準機能を利用した機能のカスタマイズも有償で承っております。
※バーコードリーダPS2タイプはオプションになります。
※バーコード出力用ソフトは、お客様にて別途ご用意いただく必要がございます。
※LT100BM SMB2.0対応版はバーコードリーダ非対応となります。
USBメモリ対応のNCデータ入出力装置として
フロッピーやMOディスクと同様にUSBメモリをご利用いただくことで、大容量データの入出力も容易に行うことができます。
LAN対応のNCデータサーバとして
FTPサーバ機能やファイル共有機能を標準で装備しており、CAD/CAMシステムで作成された大容量のNCプログラムもLAN経由で高速転送できます。
Windowsファイル共有プロトコルSMB2.0対応機能
LT100BMは従来よりWindows共有機能を持っています。しかしながらWindowsのアップデートが進み、接続するパソコンによっては従来のLT100BMでは共有機能が使用できず、ユーザー様のご判断でパソコン側の設定を変更していただく必要がありました。
SMB2.0対応バージョンでは、パソコン側の設定変更が不要で、よりスムーズにファイル共有機能をご利用いただけます。
下記の課題をお持ちのお客様に、是非ご利用いただきたい機能となっておりますので、ご検討ください。
・パソコン側の設定は変更できない
・SMB1.0に実質ダウングレードする事はセキュリティ上できない
・今まではUSBメモリでのデータ持ち運びをしていたが、LANに接続し、PCとファイル共有をしたい
※本機能は、有償オプションです。価格はお問合せください。
製品仕様
| COMポート | COM1(固定) | ボーレート | 1200 / 2400 / 4800 / 9600 / 19200 / 38400 |
|---|---|---|---|
| ストップビット | 1bit / 2bit | キャラクタ長 | 7bits / 8bits |
| パリティ | None / Even / Odd | 文字コード | ISO / EIA / ASCII |
| 出力時DC1待ち | DC1を待つ(固定) ※LT100BMは、データ出力時はすべてNC側からのDC1信号を待つ仕様となっております。そのため、外部機器へのNCデータ出力要求時にDC1信号が出ない一部のNC工作機械とは接続することができません。 | 入力時DC2待ち | DC2を待つ / DC2を待たない |
| オートリワインド | オートリワインドしない / オートリワインドする | 出力時制御 | DC1/DC3による制御(固定) |
| 入力時制御 | DC1/DC3による制御(固定) | 入力ファイルマーク | DC2/DC4 / % / なし |
| データディスク | 内部:組込みフラッシュディスク 256MB(データ領域約220MB) 外部:USBフラッシュメモリ | RS232C | RS232C(D-Sub 9pin)ポート×1 |
|---|---|---|---|
| USB | USB2.0ポート×1 | LAN | 10BASE-T/100BASE-TX(RJ45)×1 ※FTPサーバ機能、ファイル共有機能、DHCP機能を標準装備。 |
| バーコードリーダ | S/2(Mini-Din 6pin)ポート×1 ※DC5V 1A 供給可能。 | 操作パネル | 操作スイッチ×2(START / RESET) モード選択スイッチ×1(0~Fの16種類から選択) 表示ランプ×6(POWER / LAN / SD / RD / BUSY / ALARM) |
| 主な機能 | データ入出力(リモートコマンド、マニュアル操作、バーコード読み取りによるデータ入出力) サブプログラム出力 オートリワインド FTPサーバ / ファイル共有 DHCPクライアント | プロトコル | プロトコルB(各社NC機に対応) FCカセットプロトコル準拠 |
| 電源 | DC24V 0.2A ※RS232Cケーブルまたは付属の電源アダプタより供給。 付属電源アダプタ 入力:AC100V~AC240V 出力:DC24V / 0.75A | 寸法 | 106mm ×113mm ×54.5mm(突起部を除く) |
| 重量 | 約800g | 使用条件 | 温度5~35℃(保管時-10~50℃) 湿度20~80%(結露無きこと) 強い振動、ガス等が無いこと |
製品導入に関するQ&A
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QLT100BMはどんな用途に使用されていますか?
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AメモリカードやUSBが使えないマシニングセンター、NC旋盤との加工ファイル入出力にご使用頂いております。
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QLT330とLT100BMのちがい
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A操作の方法が異なります。
LT330は本体に操作画面とボタンがあり、ファイル選択、パラメーター編集を本体操作のみで行うことができます。
LT100BMは操作画面とボタンがないため、NCからのリクエストコマンドによってデータ出力されます。ファイル名設定、パラメータ編集はPCとの接続が必須となります。 -
Q接続できるNC工作機械
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A下記NC工作機械制御装置との通信実績がございます。詳しい型式につきましてはお問合せください。
・FANUC ・OKUMA OSP ・三菱電機 MELDAS・安川電機 YASNAC ・日立精機 SEICOS・MAZAK(MAZATROL)・東芝機械 TOSNUC -
Q導入前にデモ機で通信確認ができるか
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A貸出機をご用意しております。(貸出期間最長2週間、往復送料お客様ご負担)
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Q使用できるUSBメモリの種類
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AUSB規格はUSB2.0/USB3.0/USB3.1/USB3.2、メモリ容量は64GBまでのUSBメモリで動作確認済ですが、メーカー、型式によって稀に使用できないUSBメモリがあります。高速転送タイプのUSBメモリが使用できない場合があります。
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Q標準タイプとSMB2.0対応タイプのちがい
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ASMB2.0対応タイプは、パソコン側のSMB設定変更が不要で、よりスムーズにWindowsファイル共有機能をご利用いただけます。標準タイプはSMB2.0非対応のため、Windowsファイル共有機能を使用する場合はパソコン側のSMB1.0接続設定を有効化する必要があります。
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QNC工作機械との設定作業
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A出張対応いたします。御見積をご依頼ください。
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Q電源を工作機械から供給することができるか
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A機械側にRS232Cポートから24Vの電源を出力できる機能がついている場合ご使用いただけます。電源供給タイプのRS232Cケーブルを別途販売しておりますのでお問合せください。
